生体画像処理装置、出力画像製造方法、学習結果製造方法、及びプログラム
人工知能を利用した動く臓器の血管像を鮮明にする技術
【効果】
・心臓など動きのある臓器でも血管のみのＤＳＡ像を得ることができる。
・肝臓などの領域では、息止めの必要がないＤＳＡ検査が可能となり、患者の負担軽減にもつながる。
・造影前のマスク画像のための撮影が不要となり、検査時間と被曝の低減が可能となる。
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医療機器メーカーや病院の他、当技術にご興味のある方からのお問い合わせをお待ちしています。また、ＤＳＡ法のさらなる性能向上を目指し、本技術分野に関する共同研究の問い合わせもお待ちしています。
| 文献番号 | 特許第6813178号 |
|---|---|
| 資料請求番号 | 19010004 |
| 用途 | 医療現場（特に循環器医療）における血管造影に活用できる。鮮明な画像により、冠動脈造影以外の部位（脳動脈や尿管）の造影にも適用でき、また腹部領域、呼吸器領域のがんの診断・治療等にも応用可能性がある。 |
| 技術内容 | 本発明は、人工知能技術を活用したＤＳＡ（デジタル差分血管造影法）による血管造影に関する技術である。従来技術と比較し、造影剤注入前の画像撮影が不要で、アーチファクトを軽減できる点が特徴である。具体的には、①複数組の「造形剤注入前の画像（入力データ）」と「造形剤注入後の画像（出力データ）」とを教師データとして、畳み込みニューラルネットワーク（ＣＮＮ）に深層学習させ、②学習済ＣＮＮを使用し「造形剤注入後の画像」から「造形剤注入前の画像（マスク画像）」をリアルタイムに作成し、③このマスク画像を使用し血管造影を行う。 |
| 権利者 | 学校法人 常翔学園 |
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(敬称略)