割竹の接合部構造及び同接合部構造を利用した枠体の補強構造並びにこれを利用した構造体
“割竹”の引張強度を活用する簡易接合技術

【効果】
接着剤や竹材への先穴加工などが不要で、粘りのある高い接合強度を実現した。細い割竹4本を用いた木造枠体の耐力壁構造実験では最大変形角1/11radまで耐え、壁倍率0.8-1.3の間を確認した。外力作用や経年変化の部材損傷の際にも、簡便に部材交換が実現できる。
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木造住宅メーカー様、ディスプレイ業界様の他、当技術にご興味のある方からのお問い合わせをお待ちしています。一見とても安易に見えますが、材質にばらつきがある自然素材の活用には、材料の特性を十分に理解した上での様々な技術とノウハウが必要で、本研究には込められております。より効果的な性能を目指して本技術分野に関する共同研究の問い合わせもお待ちしています。
文献番号 | 特許第6678990号 |
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資料請求番号 | 18010001 |
用途 | ・木造住宅等の耐力壁構造や補強構造部材 ・何度でも構築・解体・移設が可能な木造仮設住宅や簡易組み立てハウス ・展示会のパビリオン等で大空間を覆う軽量な構造体 ・組み立て式家具(テンション材として割竹を使うモノ) |
技術内容 | 本発明は、高い引張強度を有する竹を単に割った割竹として即活用できる簡易安価な接合構造及びそれを用いた補強構造の開発である。身近に溢れ自生する自然資源の中でも竹繊維の引張強度は高く、その構造的有効利用には接合方法が常に問題となり、ビス留め等では先穴加工がひび割れを誘発し、他では高価、複雑又は環境負荷となる方法に偏っていた。接着剤や環境に悪い無機材も用いずに、木材などの基材と強固に接合でき、割竹をピンと張る際の締め付けも可能とした、地球環境にやさしい「地球共生型割竹構造」を提案する。 |
権利者 | 学校法人 常翔学園 |
権利者関連リンク | 1. 双ロール式縦型鋳造装置及び複合材料シート製造方法 2. 金属板製造装置及び金属板製造方法 3. 合金板製造装置及び合金板製造方法 4. 過共晶アルミニウム-シリコン合金圧延板成形品およびその製造方法 抗デングウイルス剤 過共晶アルミニウム─シリコン合金ダイカスト部材およびその製造方法 有孔鋳造品及びその製造方法 移動ロボット、移動ロボット制御システム、制御図形の表示されたシート、及びプログラム 自己注入位相同期回路 金属板製造装置及び金属板の製造方法 生体画像処理装置、出力画像製造方法、学習結果製造方法、及びプログラム 対話支援装置及び対話装置 網膜神経保護作用を有するアペリン受容体アゴニストを含有する医薬組成物 知覚閾値測定装置、知覚閾値測定方法及び知覚閾値測定プログラム 光化学系Ⅱを利用した光バイオ燃料電池およびその利用物 相互注入位相同期回路 位置推定装置、照明装置特定装置、学習器、及びプログラム Al-Mg-Si系アルミニウム合金鋳造板およびその製造方法 クラッド材製造方法、クラッド材製造装置、およびクラッド材 足関節の運動支援装置 打音処理方法、及び打音処理装置 熱硬化性組成物および硬化物の製造方法 |
(敬称略)