1.ポリ乳酸誘導体及びその製造方法、並びにポリ乳酸系ステレオコンプレックス
2.コンプレックスポリマーの製造方法
ポリ乳酸末端修飾により選択的かつ可逆的な相互作用を付与させた機能性材料の開発
本発明のポリ乳酸誘導体は、ポリ乳酸の片末端に反応性置換基を導入したため、ポリ乳酸の物理的、化学的性質を改変することができる。また、融点や熱分解温度が高く、耐熱性に優れている。さらに、植物由来原料から得られるバニリンを用いるため、安全性に優れた生分解性材料としてのポリ乳酸誘導体を提供できる。
文献番号 | 1.特許第6876330号 2.特許第6089178号 |
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資料請求番号 | 18010004 |
用途 | ・刺激応答性の利用酸環境下におけるナノ構造体の変化、薬物のリリース ・医用材料への応用生体内の物質であるタンパク質(アミノ酸)や多糖類(ジオール)と選択的に相互作用する接着と脱離 ・ナノ粒子を用いたDDS ・薬物徐放材料 ・環境低負荷型の機能性高分子材料 |
技術内容 | ポリ乳酸の末端に可逆的反応性を有するアルデヒドを導入した。外部環境によってアミンやジオールと化学結合可能であり、動的なナノ構造体の調製が可能となる。また、高分子主鎖はステレオコンプレックス化により高性能化が可能である。今後の応用先の例として、細胞壁に着地する薬物徐放システム、ナノ粒子を用いたワクチンアジュバント、ナノ薄膜構造によるバイオマテリアル、医用材料、環境材料および薬物徐放材料などが挙げられる。 |
権利者 | 国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学 |
権利者関連リンク | 円偏光発光性希土類錯体 環境ストレス下の翻訳抑制を回避する5’UTRをコードする組換えDNA分子 フロリゲンの導入方法 1.変異型アセチルトランスフェラーゼMpr1 2.Mutant-type acetyltransferase Mpr1 3.ドライイースト製造用組成物 情報取得装置及び情報伝達システム 深部温度計 アジュバント及びそれを含むワクチン 酵母の培養方法 粘弾性計測方法および装置 グルコサミン誘導体 ディスプレイ装置 |
(敬称略)