アジュバント及びそれを含むワクチン
生体内脂質由来の新しい免疫賦活化剤

以下の理由から、毒性が低く安全なワクチンとなりうる。
・細胞内脂質であり、生体内への注入に対する抵抗が少ない。
・作用点が特定の転写因子近傍であり、選択的に活性化できる。
・比較的弱い免疫賦活作用を有する。
文献番号 | 特許第6274668号 |
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資料請求番号 | 16040005 |
用途 | ・免疫賦活化剤(アジュバント)としての利用。 ・治療の目的により、抗原を選択することで、ワクチン、癌免疫治療などの様々な用途に使用可能。 |
技術内容 | 特定の免疫効果の増強が、ウイルス感染予防や癌免疫治療などに役立つことが知られている。特異的な抗原と混ぜて免疫することで効果的に抗体の産生を増強させ、効果的な予防や治療促進目的で免疫賦活剤が開発されている。これまで、酸化アルミニウム塩などが用いられているが、より安全性の高い、効果的な免疫賦活剤の開発が望まれている。 生体内脂質のホスファチジルイノシトール5リン酸が、樹状細胞を活性化し免疫賦活作用を発揮すること見出した。 生体由来物質であること、特定の細胞内での情報伝達経路を活性化することから、毒性が低く、安全性の高い新たな免疫賦活剤としての使用が期待される。 |
権利者 | 国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学 |
権利者関連リンク | 円偏光発光性希土類錯体 環境ストレス下の翻訳抑制を回避する5’UTRをコードする組換えDNA分子 フロリゲンの導入方法 1.変異型アセチルトランスフェラーゼMpr1 2.Mutant-type acetyltransferase Mpr1 3.ドライイースト製造用組成物 情報取得装置及び情報伝達システム 深部温度計 酵母の培養方法 粘弾性計測方法および装置 1.ポリ乳酸誘導体及びその製造方法、並びにポリ乳酸系ステレオコンプレックス 2.コンプレックスポリマーの製造方法 グルコサミン誘導体 ディスプレイ装置 |
(敬称略)