新規ペースメーカ細胞
新規生物学的ペースメーカ

【効果】
本ペースメーカ細胞は心拍数をコントロールできるため、患者のQOLの低下を防止できる。ES細胞やiPS細胞の遺伝子改変を行わずにペースメーカ細胞を採取できるので、再生医療へ創薬への応用が容易となる。本ペースメーカ細胞を集合させ細胞塊として心筋に移植することで、ペースメーカ機能が強力かつ長続きする。
【希望】
本発明は、比較的実用化に近いiPS・ES細胞を用いた再生医療技術です。
興味のある企業との共同開発を希望します。
◎関連HPリンク
http://www.cjrd.tottori-u.ac.jp/chizaiseeds/seeds2019/A005hisatome/index.html
文献番号 | 特許第5674046号(JP)、2010301614(AU)、 I477604(TW)、2484756(EP) |
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資料請求番号 | 19070002 |
用途 | 本ペースメーカ細胞を用いて、不整脈の治療または改善を行うことができる。本ペースメーカ細胞を集合させて細胞塊としてペースメーカに用いる。心拍数をコントロールできる心臓ペースメーカを提供できる。 |
技術内容 | 本発明は、胚性幹細胞(ES細胞)、人工多能性幹細胞(iPS細胞)、あるいは始原生殖細胞由来万能細胞などを心筋へ分化誘導し、HCN4チャネルをマーカーとして選択的に採取し、Naチャネルを制御することで心拍数をコントロールできるペースメーカ細胞の取得方法を提供する。このように細胞から、電気を作ったり動いたりする生物学的ペースメーカの作製に成功した。 また、本ペースメーカ細胞を認識できる抗体を、HCN4の細胞外ドメインの特定のアミノ酸配列を抗原認識部位として作成する。 |
権利者 | 国立大学法人 鳥取大学 |
権利者関連リンク | 不揮発性半導体記憶装置および同装置の製造方法 ブナシメジ培養菌体が生産する揮発性物質を含有する抗菌剤 創傷治癒促進剤 甲状腺刺激ホルモンレセプター抗体アイソタイプ測定を用いたバセドウ病の病態診断キット及びバセドウ病の病態の診断方法 揚力型垂直軸風車の翼及び風車並びに発電装置 ラン科植物の発芽と共生を促進する技術 |
(敬称略)