仕事を知る
先輩インタビュー
- 技術 開発
- 2017年入社
- 理工学研究科 機械工学専攻
- 万博記念 つくば先端事業所
- コンポーネント開発課
- 現在の仕事内容は何ですか？
- お客様の要望を基に、主に半導体製造装置向けバルブの新製品の開発を行っています。私の所属している開発部署ではお客様ごとに担当することが多く、今は主に米国企業の担当です。製品に求められるレベルは高く、難しさもありますが、きちんと応えられるよう努めています。
- フジキンを志望した理由は何ですか？
- 大学時代の友人がこの会社に内定していて、勧められたことがきっかけです。大学では真空断熱に関する研究を行っており、フジキンが水素バルブの開発を行っていたことから、経験が生かせるし、その設計に携われたらいいなと考えました。結果的に半導体製造装置分野を担当にすることになりましたが、親からも「会社で好きなことばかりできるわけじゃない。与えられた仕事を頑張りなさい」と言われていたので、やるべき仕事に集中して取り組むことができました。
- 仕事のやりがい・魅力はどこにありますか？
- 半導体製造分野は年々、お客様の要求レベルが高まっています。今はバルブの開閉の高速化に挑んでいるところです。応えられなければ私たちの製品は選んでもらえませんから、どれだけ応えられるかを日々考えています。一筋縄ではいきませんし、試作して成功するとも限りません。一つずつ失敗の原因を考えて、改良して試作、これを繰り返すしかありません。それだけに、お客様との打ち合わせなどで製品レベルを褒めていただけると、やりがいを感じます。
- フジキンで成し遂げたい将来の夢・目標は何ですか？
- 製品の知識がまだまだ身に付いていないので、もっともっと理解を深めていきたいです。漠然とした大きな目標を掲げるのは好きではないので、地に足をつけて、目の前の仕事を一つずつ丁寧に対応していきたいと考えています。
- 今の仕事に就いて、もっとも印象に残っているエピソード（成功談、達成感を感じた仕事など）を教えてください。
- 私も携わった半導体製造装置用超小型IoTバルブが、第19回"超"モノづくり部品大賞（主催：モノづくり日本会議／日刊工業新聞社）の機械・ロボット部品賞を受賞したことです。製品が正常に動作しないなどの苦労もありましたが、それだけに思い出深いです。たくさんの先輩たちにアドバイスをいただくなど支えてもらい、受賞することができました。
- 休みの日はゲームをしたり、銭湯に行ってサウナや岩盤浴に入ったりしてリフレッシュしています。たまたまですが勤務地の近くに勤めている大学時代の友人がおり、一緒にデイキャンプやボウリングすることも楽しみの一つです。
- 先輩から後輩へ一言
- 学生時代の学びがそのまま生かせるとは限りません。ただ、学生時代に何かを頑張った経験や、その土台は生きるはずです。社会人になってからも、常に学ぶ姿勢を忘れず、様々なことを積極的に取り組んでください。
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