2025.05.27
大阪・関西万博の会場でフジキン産まれのチョウザメが泳いでいます
大阪・関西万博の「大阪ヘルスケアパビリオン」。地元大阪が「REBORN(リボーン)」をテーマにさまざまな情報を発信するこのパビリオン前では、水耕栽培と陸上養殖を組み合わせた循環型システム、アクアポニックスが屋外展示されています。
大阪・関西万博の「大阪ヘルスケアパビリオン」
アクアポニックスの展示は「いのちの湧水(いずみ)」と名付けられ、野菜を栽培する直径約7メートルの球体の下に、魚を養殖する高さ約1メートルの水槽があります。この水槽内にはフジキンの養殖技術で誕生したチョウザメなどが回遊しています。
アクアポニックスの展示「いのちの湧水」 水槽内を回遊するチョウザメ
アクアポニックスは、水産養殖「Aquaculture(アクアカルチャ)」と水耕栽培「Hydroponics(ハイドロポニックス)」を組み合わせた造語です。その仕組みについてはフジキンの下記ページにて動画などで解説しています。
キャビア・フィッシュガイドフジキンの万博記念つくば先端事業所では、アクアポニックスの実証実験に取り組んでおり、チョウザメの排せつ物をバクテリアによって液肥に転換し、その水を利用して野菜を育てています。私たちは今後も環境に配慮した養殖を推進してまいります。