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知財戦略情報誌「NewテクノマートSO(創)」

プロペラ機構を排除した風力発電機
次世代型の風力発電機

【効果】
エネルギー変換率の高効率化により、現在のプロペラ型風車発電機の後継機として発展し、再生可能エネルギーの主力になることが期待される。また、本風力発電機は、騒音(低周波音)を発しない、バードストライク(鳥が衝突する)やシャドウフリッカー(太陽光を連続的に遮断する)を生じず、景観を損なわない環境にやさしい風力発電機である。加えて、本機は風力エネルギーが一定に得られる海上プラットフォームに設置することが最適である。日本は島国であるため全国の沿岸部に同プラットフォームを構築することで多大な電気エネルギーを創生することが可能である。以って、再生可能エネルギーの一層の利用拡大に供するものである。
【希望】
事業化に当たり、スポンサーを募集中。
文献番号 | 特開2022-122995 |
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資料請求番号 | 23010013 |
技術内容 | 現在、風力発電機はプロペラ型風車発電機が主流を成している。しかし、当発電機の風力エネルギーの対電気エネルギーの変換率はほぼ40%で、水力発電機のエネルギー変換率が80~90%であるのに比べると著しく低い。本発明の風力発電機は、水力発電の発電システムを応用して同エネルギー変換率を80~90%に高効率化したものである。 実用新案登録第3237074号の集風タワーを応用して大気中の風力エネルギー(風圧力)を捕獲する。捕獲された風圧力は、異径通風管を通して高圧の動圧に変換して地上レベルに誘導され、地上に設置した本発明の風力発電機に圧送される(図-1参照)。本風力発電機はフライホイール一体型の縦軸風力発電機である(図-2参照)。動圧がフライホイールの回転機構に圧送されると、フライホイールは回転増速して運動エネルギーとして貯蔵する。同エネルギーはトルクとして発電機にリリースして電気エネルギーを創生する。 即ち、当システムに於いて捕獲された風力エネルギーのほぼ100%が回転機構を持つフライホイールに転送され、そのエネルギーのうち機械機器抵抗や電気機器抵抗ロスを除いたほぼ80~90%(水力発電システムと同等)が電気エネルギーに変換される。 |
権利者 | 藤井 庸之 |
権利者関連リンク | 台風が発する風力エネルギー(風圧)を捕獲する集風タワー |
(敬称略)
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