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知財戦略情報誌「NewテクノマートSO(創)」

1.耐震構造体および耐震家屋
2.耐震構造体およびこの耐震構造体が組み込まれた耐震家屋
大地震時に倒壊を防ぐ!
既設の家屋に容易に組み込み可能な耐震構造

・既設の家屋に設置可能
既に完成した家屋に対して、既存の天井や床や外壁をできるだけそのままにして、改修に伴う破壊箇所を最小限に比較的容易に優れた耐震構造を組み込むことができる。これにより、引っ越しが不要になり、費用も抑えることができる。
・優れた耐震性
本耐震構造体の構造により、強度の低下を図り、角材の間における剪断力を低減させることができるため、より高い耐震性を発揮する。大地震時に家屋の倒壊を防ぐことができる。
・施工時の作業工程・コストの削減
特に特許第6134500号では、角材を連結させユニット化したことから、施工時の作業工程やコストを削減することができる。
文献番号 | 1.特許第5658572号 2.特許第6134500号 |
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資料請求番号 | 18040001 |
用途 | 既に完成した家屋に対して、比較的容易に優れた耐震構造を組み込むことが可能である。家屋全体ではなく、例えば一部屋にのみ本耐震構造を施工することもできる。 また、新築時にも適用可能である。 |
技術内容 | 従来の耐震補強工法では、大きな補強効果を狙った大規模な改修を必要とする工法が多く、引っ越しが必要となることもあり、費用がかかり大変である。しかし、本発明よると、既に完成した家屋に対しても比較的容易に優れた耐震構造を組み込むことが可能となる。 本耐震構造は、立設した隣り合う2つの柱と上側水平梁と下側水平梁とで構成される矩形枠の内側に設けられた補強壁が、下側水平梁に沿って複数の角材が並設されるとともに角材の隣り合うもの同士が連結された構成となっている(特許第5658572号)。 また、補強壁において、あらかじめ複数本の角材を釘等で連結しユニット化させておくことで、施工現場での施工工程を削減できる構造もある(特許第6134500号)。 その補強壁が下側水平梁の上に載せるとともに2つの柱で挟まれた状態に嵌め込まれて固定されるので、矩形枠の少なくとも3辺を矩形状の補強壁の3辺が支持する状態となる。この構造により、矩形枠の変形を抑制する耐震構造にすることができ、既設の家屋に対して比較的容易に耐震構造を組み込む ことができる。 |
権利者 | 一般財団法人大阪府木材連合会 国立大学法人京都大学 |
(敬称略)
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