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知財戦略情報誌「NewテクノマートSO(創)」

界面活性剤様化合物
DNAモノイオンコンプレックスによるin vivo遺伝子デリバリー
①30nm程度の微小粒径のプラスミドDNA複合体の調製、②一つの正電荷と一つの負電荷による静電相互作用による複合体の調製、③生体適合性高分子による非共有結合的な生体高分子の修飾:MICはカチオン過剰による毒性がなく、ポリエチレングリコール基など生体適合性を有する親水性基を具備することで、生体適合性および血液中での安定性が高い。
【希望】
本発明の界面活性剤様化合物は、生体適合性高分子であるポリエチレングリコール(PEG)の誘導体です。従いまして、各種界面活性剤、または、各種PEG誘導体を御販売している貴社において、商品の一つのシリーズとして、御取扱い頂けることを希望します。
文献番号 | PCT/JP2014/56873 特願2013-056436 |
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資料請求番号 | 14080002 |
用途 | ①核酸治療薬のドラッグデリバリー用途、 ②タンパク質医薬のドラッグデリバリー用途、 ③固相基板への生体適合性の付与:特に、①②のMICは、皮下、皮内、静脈、動脈、筋肉内への注射、経粘膜投与、脳内投与、腫瘍内投与などにより行うことができる。 |
技術内容 | In vitroで高効率な遺伝子キャリアがin vivoでは発現が低下されるのは、従来技術のポリイオンコンプレックス形成に問題があると考えた。そこで、遺伝子とキャリア間の架橋を抑制するため、「モノイオンコンプレックス(MIC)」を提案した。 具体的には、ポリエチレングリコール(PEG)の分子末端をアルキルイミダゾリウム基修飾した界面活性剤様化合物を合成し、MICを形成させた。得られたMICをマウスの皮内へ局所投与すると、核酸単独投与時を有意に上回る遺伝子発現が見られた。 |
権利者 | 公立大学法人 首都大学東京 |
(敬称略)
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