導電性繊維の製造方法、シート状電極の製造方法、導電性繊維、及びシート状電極
紙抄きとフラッシュ還元技術でつくる蓄電紙

【効果】
有毒な還元剤や高温処理を用いずに、還元処理時間を従来の数時間レベルからわずかミリ秒レベルまで劇的に短縮した。さらに、最先端の競合電極に匹敵する高い電気容量(212 F/g)を達成した。
将来、抄紙とフラッシュ還元を併せた連続的なRoll-to-Rollプロセスを利用すれば、高速量産も可能である。
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本技術を応用すれば、グラフェンだけでなく、金属ナノ材料など様々な先端機能材料を紙に複合化することができます。幅広い展開が可能と考えています。
◎関連HPリンク
http://kogahirotaka.com/about/research
文献番号 | 特開2015-221947 |
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資料請求番号 | 17040005 |
用途 | 蓄電デバイス全般、電極材料、熱伝導性材料、導電性材料、機能紙としての用途展開を考えている。 |
技術内容 | 木材パルプ繊維と酸化グラフェン(Grapheneoxide : GO)を「紙抄き成型」した紙に、高強度パルス光を室温・大気環境下でわずか数10ミリ秒間照射する「フラッシュ還元処理」を施すことにより、フレキシブルで高容量(200 F/g以上)の還元型酸化グラフェン(Reduced graphene oxide : rGO)複合化ペーパーを調製することに成功した。紙のセパレータと一体化することで、全て紙ベースのスーパーキャパシタ「蓄電紙」を作製することもできる。次世代のフレキシブル・ウエアラブルエレクトロニクスに資する高速・大量生産向きの蓄電デバイスとして期待できる。 |
権利者 | 国立大学法人 大阪大学・岡山大学 |
権利者関連リンク | 反射構造体、機器、及び反射構造体の製造方法 赤色発光半導体素子および赤色発光半導体素子の製造方法 電磁波のビーム観測方法及び観測システム |
(敬称略)