単結晶製造装置および単結晶製造方法
IoTの実現に貢献する
小ロット多品種デバイス材料の高速開発製造システム


【効果】
材料開発は難易度が高く、一つの材料を開発するのに数千の試作や数十年の時間を要す事もある。結晶は材料の本質的な姿なので、高性能デバイスになる他、セラミックスなどの非結晶デバイスの基礎資料となる。この結晶を低コスト、高速製造、高品質かつ低難易度で製造可能になるため、柔軟な新素材の開発や製造が促進される。
【PR】
従来、量産性によるコストダウンを図ってきた日本の電子デバイス事業も、新興国の猛追により競争力を失っている。しかし、小ロットの特殊個別品の競争力は高く、利益率も高い。
IoTの時代、コア技術となるのはインターネットに接続するための個々のセンサー等、機能性材料によりもらたされる高機能デバイスである。日本の技術力が発揮されるのは大量生産品の薄利多売ではなく、用途に応じた柔軟な個別対応可能な小ロット多品種展開である。これを実現するのが、当技術である。
◎動画・関連HPリンク
弊社Webサイト : http://www.akt-lab.jp/
サイエンスブログ : http://blog.goo.ne.jp/akt-lab
関連動画 : https://youtu.be/XNFi3YFuMP0
https://youtu.be/3XVS-d0PA8w
文献番号 | 特許第5767299号 |
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資料請求番号 | 17010009 |
用途 | IoTを構成する大量センサー等のデバイス群のうち、重要度を増すと考えられる多品種小ロットデバイス材料の開発および製造に最適である。機能性酸化物材料や半導体材料の開発、製造にも適している。 |
技術内容 | センサー等の機能性材料の単結晶を、坩堝を用いず製造を行う。このため、汚染の無い高純度の結晶が得られる。楕円鏡を利用した赤外線集光加熱を行い、集光部には遮光筒を配置しているために結晶製造部分を正確に加熱することができる。光源にハロゲンランプを用いると約2000℃、キセノンアークランプを用いると3000℃までの加熱が可能である。容易かつ高速に結晶製造できることが可能で、結晶品質も良い。坩堝を用いないので、省資源性も高い。 |
権利者 | 株式会社アドバンスト・キー・テクノロジー研究所 |
権利者関連リンク | 単結晶製造装置および単結晶製造方法 |
(敬称略)