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知財戦略情報誌「NewテクノマートSO(創)」

知財戦略情報誌「NewテクノマートSO(創)」

体液採取器

吸収体 不使用、所望量の体液を採取する
収容器を備える体液採取器

体液採取器

本技術により次の効果を実現することができる。
①体液採取器内の定量化コマで、誤差のない採取量(5μl~60μl)を定量化でき、正確な量の体液を検査機関に送付できる。
②所望の量の体液を採取できる。
③体液を吸収体で採取する方法は、血漿分離工程で血漿が破壊されてしまうが、本発明は毛細管現象により体液が吸引されるため血液検査精度が高い。
④無痛で、指先血溜りから吸引・採血ができる。
⑤全血定量化によって希釈測定の精度がアップした。
⑥分離された血漿は即時に定量を保存容器内に保存し、採取時濃度を維持する。
⑦郵送状態においても血漿状態を安定的に維持する。
⑧圧力発生部より発生される圧力によって吸引部に入っている体液を排出することが出来る。
⑨本発明の体液収容器は体液や薬液の減少を極力防ぐことができる。
⑩先端チップの付替えで、吸引量を可変に5μl~50μl 間隔で採取できる。
⑪先端チップの付替えで、吸引本数を可変に1本または2本を同時採血できる。

文献番号特許第5909470号
資料請求番号14080007
用途①指先で誤差なく微量血液採取量を定量化できる為、微量な血液による検査に適している。
②少量の血液を毎日採血する血糖値測定に適している。
③小児患者のインスリン依存型の患者の毎日採血する血糖値測定に適している。指頭等からの毛細血管の簡易な微量採血は、場所・地域および時間的な制約を受けることが無く自由度が高い。

これに、最新の臨床検査分析技術の応用による感染症(BおよびC型肝炎・エイズ等)および生活習慣病の診断・管理など現状の医療制度を大きく変える可能性を有している。
技術内容本発明の体液採取器は、吸収体を用いることなく体液を吸引する吸引部と、吸引部が吸引した体液を排出する為の気体を通す気体路を有する本体部と、吸引部との間に、テーパー状(吸引部側の内径より本体部側の内径が小さい)の開口部で形成されている。また吸引した体液が本体部に流入することを阻止する阻止部を備え、所望の量の体液を採取できる。さらに、体液や薬品の減少を極力防ぐことができる体液収容器及び体液採取装置です。
体液収容器は、体液を収容する内側収容部とその空洞部を塞ぐ内側蓋部、この外側空洞部を塞ぐ外側蓋部を備えているため予め体液収容器に入れておく薬液が極力蒸発しない構造になっている。
採取した体液(血液)は即時に定量(標準は10μl)を計量保存容器に入れて保存し、採取時濃度を維持することができ、郵送状態においても血漿状態を安定的に維持できる構造になっている。
権利者株式会社 雅精工
体液採取器:PDFダウンロード

(敬称略)

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