バイオリアクター
再生医療のための足場材料の開発と三次元組織構築システム


本技術を用いたバイオリアクターで細胞を培養することにより、細胞を長期間生存、増殖させることができるようになる。これにより、効率的な生理活性物質の生産や長期間機能を維持できる人工肝臓などの人工臓器の構築が可能になる。
本技術はiPSやES細胞の培養への応用も可能である。
文献番号 | 特許第4631049号 |
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資料請求番号 | 13060004 |
用途 | 使用目的に応じて、様々な細胞(肝細胞、骨芽細胞、軟骨細胞、繊維芽細胞、脂肪細胞、神経細胞など)が培養できる。 例えば、人工肝臓として利用するのであれば、肝細胞を培養すればよい。また、生理活性物質の効率的な生産に利用することもできる。 |
技術内容 | 本技術は、再生医療において目的とする組織を再生する上で重要な要素技術である足場材料(スキャフォルド;Scaffold)を応用したバイオリアクターに関するものである。 本システムは、連続気孔によって細胞が三次元的に増殖して分化する機能を有し、培地の流れを制御することによって細胞の長期間生存を可能にする特殊な多孔質リン酸カルシウム形成体の「アパタイトファイバースキャフォルド(AFS)」を培養基材としてラジアルフロー型バイオリアクター(RFB)に装填したものである。本技術によって、例えば、未分化間葉系幹細胞を循環培養すると三次元的な骨組織を構築することができる。 |
権利者 | 学校法人明治大学 |
権利者関連リンク | 降霜検知装置 |
(敬称略)