多輪式車両
車両や移動装置の走行安定化機構
車体を倒し込んで旋回および方向転換を行う際、及び横傾斜の路面を走行する際などにおいて、2つの車輪の接地圧を均等に保ちながら、この2つの車輪を車体と共に自在に傾斜させることができ、キャンバスラストを高め、旋回性能や操縦安定性を向上させることができる。
文献番号 | 特許第4567813号 |
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資料請求番号 | 12050007 |
用途 | 三輪自動車、三輪自転車、乳母車、シルバーカー、荷物運搬台車、等々 |
技術内容 | それぞれが自在に昇降する一対の並列車輪を、チェーン等を利用して連結し、一方の車輪が上昇すると他方の車輪がそれに比例して強制下降させられる機構。凹凸路面や傾斜面の走行時でも、並列車輪接地圧が常に均等になり、横滑りや転倒の危険性が減少する。カーブ走行では、従来の二~三輪車と比較して、高い旋回性と操縦性を発揮する。即ち走行(特に低速)安定性と高い運動性能を併せ持つ機構であり、様々な移動装置に応用できる。 |
権利者 | 稼農 公也 |
(敬称略)