チョウザメ類には海洋で生活を送り、産卵のため河川に遡上する種類と、終生内陸部水域で生活するものとがある。内陸部の湖沼で生活するものは、湖に流入する河川に遡上して産卵する。海洋で生活するものは、秋、河川に遡上し島とか物陰の水深が深い場所で越冬して、翌春さらに上流へ遡上して産卵する。また、その年の夏頃河川に遡上して秋に産卵するものとがあります。
・Acipenser
baeri
Acipencer baeri baeri(シベリアチョウザメ)
シベリアのオビ海からコマリ河に至る間の河川や湖沼に生息する。
・Acipenser dabryanus(ダブリーチョウザメ、チョウセンチョウザメ)
中国の黄河、揚子江に生息する。
・Acipenser fulvescens(Lake Sturgeon、パンダチョウザメ、ミズウミチョウザメ)
ミシシッピ川の上流、五大湖サスカッチ湾水域およびハドソン湾に生息する。
・Acipenser medirostris(チョウザメ、ミドリチョウザメ、カワザメ)
太平洋北部のアジア沿岸とアメリカ沿岸に生息する。
Acipenser mickadoi(チョウザメ)
北海道天塩村、石狩川に生息する。
・Acipenser kikuchii(キクチチョウザメ)
神奈川県相模灘で獲られているが分布範囲は明らかでない。
・Acipenser naccarii(アドリアチョウザメ)
アドリア海から北イタリアのボー河やエッチ河をはじめ他の河に遡回する
・Acipenser nudiventris(Ship Sturgeon)
アラル海水域、カスピ海水域、黒海水域に生息する。
・Acipenser oxyrinchus
北米大陸の大西洋岸に生息する。
・Acipenser ruthenus(Sterlet、コチョウザメ、カワリチョウザメ)
黒海水域およびカスピ海水域バルト海水域の河川に生息し、北氷洋では北ドビナ河水域に生息する。
・Acipenser schrencki(アムールチョウザメ)
アムール川水域の潟からシルカ河およびアルグン河に至る間に生息する。
・Acipenser sinensis(カラチョウザメ)
中国の黄河、揚子江に生息する。
・Acipenser stellatus(Sevruga、Stellate Sturgeon、ホシチョウザメ)
アゾフ海、黒海、カスピ海北部とユーゴスラビアのザダル近くのアドリア海に分布する。
・Acipenser sturio(大西洋チョウザメ、バルトチョウザメ、ニシキチョウザメ)
北大西洋のヨーロッパ沿岸、アメリカ大陸沿岸にも分布する。
バルト海水域、ノルウェー沿岸にも分布し黒海にも生息してしている。
・Acipenser transmontanus(シロチョウザメ)
北米大陸西海岸域に生息する。
・Huso dauricus(ダウリアチョウザメ、Kaluga Sturgeon)
アムール水系およびダッタン海峡に分布生息している。
Huso huso(Beluga、オオチョウザメ)
遡河性でカスピ海水域、アゾフ海から黒海にかけての水域と地中海の東部に生息する。
・Pseudoscaphirhynchus fedtschenkoi(Syr-Dar shovelnose
sturgeon)
アラフラ海に東方から注ぐシルダリア河の平原流域に生息するが稀にしか見られない。
・Pseudoscaphirhynchus hermannii(Small Amu-Dar shovelnose
sturgeon)
アムダリア河に生息する。
・Pseudoscaphirhynchus kaufmanni(Large Amu-Dar shovelnose
sturgeon)
アラフラ海に注ぐアムダリア川の河口域からピヤンジまで生息している。
・Scaphirhynchus albus(Pallid Sturgeon)
アメリカ、ミシシッピ河の下流域に多く分布する。
・Scaphirhynchus platorynchus(Shovelnose sturgeon)
北アメリカ、ミシシッピ河水域に分布している。
・Scaphirhynchus mexicanus
メキシコ湾に注ぐ河川に生息する。
Family Polyodontidae(ヘラチョウザメ科)
アメリカ合衆国の東部水域および揚子江に生息し、現生魚類としては2属がある。
・Acipenser kikuchii(キクチチョウザメ)
神奈川県相模灘で獲られているが分布範囲は明らかでない。
・Acipenser (センニンチョウザメ)
東北地方の太平洋岸で獲れる。
・Bester (ベステル)
本種は属間の交配種で、ソ連のニカリューキン教授が養殖種として開発したものである。
交配には降海型でチョウザメ類では最大形に達する Huso huso の雌と、小型で河川型の Acipenserruthenusの雄とを交配して作出したものである。
交配種の研究は1958(昭和33)年頃から続けられて、1967年頃に完成して企業化されている。
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チョウザメは、カスピ海、アゾフ海から黒海水域、
そしてアメリカ大陸の水域など、北半球の北回帰線の北側に広く分布生息しています。 そのため、低水温域でないと育たないのでは、と思われがちです。しかし、実際の
生息可能水温域は2〜28℃で、日本の気候によくあっているのです。 当社の飼育設備は上水を使用した完全閉鎖式循環濾過水槽ですので、稚魚には病原菌が
一切ついておりません。 |
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| チョウザメ養殖の利点は、他の淡水養殖魚に比べて成長速度が
格段に速いことでしょう。年間平均水温およそ17℃で飼育した場合、1年で約1kg・55cm、 2年で約3kg・80cmに成長します。また、この魚は成長の個体差が激しいので、
18ヶ月目から2kg物の食肉出荷が可能となります。一方、周年一定で22℃飼育が可能であれば、 24〜26ヶ月で平均重量は4kgに達します。 |
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