株式会社フジキンは、1992年、民間企業として日本で初めてチョウザメの人工ふ化に成功(※1)。1998年には、世界で初めて水槽での完全養殖に成功したことから、フジキン産のチョウザメを「超ちょうざめ」と名付けました。広大な敷地の一角にライフサイエンス研究所を併設。乱獲と人工飼育・孵化が極めて困難なため、絶滅が心配されている“チョウザメ”(キャビアを産む 高級淡水魚)の孵化制御や飼育技術、水質制御の技 術開発は、永年培ってきた超精密ながれ(流体)制御 機器の高度なノウハウが活かされ、安心安全な食材 として、皆様の元に豊かで健康的な食生活をお届け いたします。
フジキンは、環境配慮型養殖施設「完全閉鎖循環濾過水槽」を採用!持ち前の「流体制御技術」を駆使し、循環水にストレスがかからない「ながれ」を実現!最少の機器で自然環境と調和し、リスクを軽減。
取水源が塩素で殺菌された上水なので基本的に病原菌の混入確率は極めて低いうえ、飼育水槽には魚の排泄物を餌として、これを分解浄化するニトロソモナス・ニトロゾバクター系の細菌が優占種となっているために、他の細菌が繁殖し難い環境になります。このため、弊社施設では投薬を一切必要としない「オーガニック魚」の生産を実現できています。
良質な環境で完全養殖されたチョウザメは、全国の養殖業者様へ稚魚として販売しているほか、レストランなどへキャビア用の抱卵活魚や魚肉用の活〆魚を販売しています。近年では全国各地でチョウザメの養殖による町おこしが行われるようになり、また、学術面でもさまざまな研究にフジキン産まれのチョウザメが貢献しています。
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