赤外線遮蔽性透明フィルム
ナノ粒子分散ポリマーを利用した熱線カットフィルム

【効果】
本技術は、安全で快適な生活空間を作り出すことに貢献すると期待されます。また、従来技術と比較して可視光透過性が高いため、視界の色調(色の情報)が変化しない特長を持っています。
【希望】
特許権譲渡、実施権許諾、さらなる共同開発を希望します。
◎関連HPリンク
研究所HP : https://orist.jp/
光機能材料研究室 : https://orist.jp/kenkyu-bu/denshi-zairyo/pfm.html
文献番号 | 特許第5760199号 |
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資料請求番号 | 19010008 |
用途 | 既設の窓ガラスに、開発した熱線カットフィルムの離型シートを剥がした後、貼付するだけで、熱線および紫外線吸収ガラス窓として作用します。 |
技術内容 | 夏季の省電力のため、住宅において窓から入り込む太陽光由来の温度上昇を防止し効率的な空調を行うことが求められています。それに貢献する技術としてガラス窓用熱線カットフィルムが注目を浴びています。本発明は、近赤外域に吸収を持つITO(スズドープ酸化インジウム)ナノ粒子をポリマー中に分散させる技術に関するものです。ナノ粒子分散ポリマーを表面にコーティングしたフィルムは可視光透過性と、近赤外線に加えて紫外線をカットする特性を両立しており、このフィルムを貼付したガラス窓は透明性を維持し、かつ省電力に貢献すると期待されます。 |
権利者 | 地方独立行政法人大阪産業技術研究所 |
(敬称略)