絶縁アンテナプラグ
同軸ケーブルを介してテレビ受信端末機器に
侵入する雑音、高電圧遮断絶縁アンテナプラグ

本技術により次の効果を実現することができる。
(1)同軸ケーブルを伝送されてきた高周波成分は第一でのコンデンサでの減衰が小さいのでそのまま端末機器側に伝送される。
(2)同軸ケーブルを伝送されてきた低周波成分は第一及び第二のコンデンサで遮断される。この結果、端末機器に伝送される信号のS/N比を大きくすることができる。
(3)配電線との混触等により同軸ケーブルの内部導体を介して端末機器側に侵入しようとする商用の高電圧による電流は第一のコンデンサで遮断される。
(4)配電線との混触等により同軸ケーブルの外部導体を介して端末機器側に侵入しようとする商用の高電圧による電流は第二のコンデンサで遮断される。
(5)この結果、かかる高電圧が端末機器に進入することに伴う不測の不利益を良好に回避することが可能になる。
(6)第一及び第二のコンデンサは基板に実装されているので、組立て作業性を向上させることがで きる。
文献番号 | WO2009/128567 |
---|---|
資料請求番号 | 14060012 |
用途 | (1)同軸ケーブルを介してCATVにより伝送されてくるテレビジョン放送等を受信する場合に適用して有用なものである。 (2)テレビジョン受信機の製造・販売を行う産業分野において有効に利用することができる。 |
技術内容 | 同軸ケーブルを介してテレビ受信器等の端末機器に侵入する雑音及び商用の高電圧を有効に遮断することができる絶縁アンテナプラグで、同軸ケーブルの内部導体が一方の内部接続部(1)に接続されるとともに、前記同軸ケーブルの外部導体が一方の外部接続部(2)に接続され、密閉空間を形成する導体部材の筐体(3)に絶縁スペーサ(4)を介して固定してある入力側のコネクタ(5)と他方の中心導体(6)及び他方のシールドケース(7)を介して端末機器のアンテナプラグに接続さしれるとともにシールドケース(7)が筐体(3)に固定してある出力側のコネクタ(8)と、内部接続部(1)と中心導体(6)との間に直列に接続されて前記密閉空間内に配設されている第一のコンデンサ(9)と、外部接続部(2)と筐体(3)との間に接続されて前記密閉空間内に配設されている第二のコンデンサ(10)を有することを特微とする絶縁アンテナプラグにある。 |
権利者 | 甲府電器部品株式会社 |
(敬称略)