
チョウザメ(キャビア・フィッシュ)の料理例
チョウザメは頭からしっぽまで食べられる
肉
生で食べる場合、〆た直後ではフグのようにとても歯ごたえがあります。また、数日間熟成させることによって独特の旨味がでてきます。 (料理例) 刺身・寿司・たたき・ばってら・マリネ・ムニエル・塩焼き・西京焼き・燻製・鍋物・他諸々
骨
チョウザメの背骨は軟骨質なので、三枚におろしたあとの背骨をそのまま唐揚げ・てんぷらにすると全部食べられます。
皮
チョウザメの皮は厚くてしっかりしているため、湯引きにして和え物にすると歯ごたえがあります。
頭
中国、ロシアでは頭をだしにしてスープにします。特にロシアでは三番だしをスープにします。
内臓
肝・白子は大変美味です。また、その他の臓物も煮込むと酒の肴にぴったりです。

チョウザメといえば最も有名なものがキャビアです。チョウザメの卵を塩漬け処理したもので、魚臭さがなく濃厚でクリーミー。フォアグラやトリュフと並んで世界三大珍味にあげられています。

チョウザメ特有の歯ごたえと癖のない上品な味わい。その魅力を最大限に活かす食べ方が生食です。お造りや寿司、マリネなど、チョウザメの魚肉の魅力が楽しめます。
「お造り」撮影協力:長泉山荘様
煮てもチョウザメ特有のプリプリした食感が楽しめます。しゃぶしゃぶなら身肉が引き締まって、さらに旨味がアップ。また、皮を湯引きにして和え物にしても美味しくいただけます。
「煮こごり」撮影協力:長泉山荘様
ムニエルやバジルオイル漬、西京漬など、焼いても美味しく味わえるチョウザメ。また、魚肉はもちろん、骨を竜田揚げにしたり、ヒレを使ってヒレ酒にするなど、多彩な味わいが楽しめます。