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知財戦略情報誌「NewテクノマートSO(創)」

知財戦略情報誌「NewテクノマートSO(創)」

焙煎装置

ご家庭で気軽に珈琲の焙煎、豊かな香りと円やかな味を楽しめます。

焙煎装置

【効果】
珈琲豆の焙煎には遠赤外線が最適であることは周知の通りである。本発明では焙煎容器の内壁に小さな突起を施すことにより、遠赤外線の放出量を増加させた。放出量の増加で加熱温度を下げても焙煎が可能となった。低温での焙煎は豆の繊維質を壊さないので、豆本来の味と香り成分を豆内に閉じ込めることができる。その上、豆を突起の先端で保持しているので容器内壁面からの高密度の伝導熱が豆に伝わるのを抑え、焦げを防いでいる。これらの効果が相まって、円やかで芳醇な香りの焙煎が可能となった。
あわせて、電子機器への熱負荷の原因となる加熱温度を下げられるので、モーターや電子機器を焙煎器近くに置けるようになった。これにより、豆の攪拌を自動化でき、同時に電子端末を使っての焙煎温度の管理と制御が可能となり、結果、焙煎データーの共有を多くの人との間で促し、焙煎プロファイルの改良が進み、誰もが美味しい味の再現が可能となる。つまり、焙煎の楽しみが広がり、珈琲文化の隆盛も秘めている。
本特許のもう一つの特徴である攪拌羽の構造により、豆の攪拌を効果的に行うので、ドラム式のように容器全体を回転させるのではなく、攪拌羽の回転だけで煎りムラを抑えている。また、この攪拌器は容器底面に接する羽と回転軸がヒンジで連結されているので、焙煎終了後、豆を容器外にこぼすことなく、素早く冷却器へ移せるようになった。この迅速性により、豆の残熱による焙煎進行を抑えることができる。

【希望】
本発明を製品化する企業、共同開発する企業を求めます。

◎関連HPリンク
http://www.iyraka.co.jp/

文献番号特許第6912799号
資料請求番号23010011
用途珈琲等の生豆を美味しく手軽に焙煎できる家庭用焙煎機器
技術内容豆を投入できる開口部と、内側に多数の突起物を設け加熱すると遠赤外線を発生するセラミックからなる本体容器を有する。本体容器の開口部に貫通穴を有する渡板部と、その貫通孔に回転可能に配置した軸部と、その軸部に嵌合する本体容器の底板部に開閉可能に配置した羽部と、を有した撹拌装置を備える焙煎器。
権利者株式会社甍テクノロジ-
焙煎装置:PDFダウンロード

(敬称略)

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