企業情報

知財戦略情報誌「NewテクノマートSO(創)」

知財戦略情報誌「NewテクノマートSO(創)」

植物性材料の処理プラント

こまっていた剪定材、間伐材を役立つものに、環境の保護にも

植物性材料の処理プラント

チップに良質土を混合することにより、①内部空間が減少し、メタン等の可燃性ガスの発生量の減少、自然発火の減少。②悪臭発生物質を吸収。③有害微生物の混入、繁殖の防止。④発酵の進行、植物培養土として再利用。

文献番号特許第4730820号
資料請求番号11110017
用途剪定材、間伐材等の有効利用。環境保護(野積の問題の解決)
技術内容本発明は、剪定された樹木の枝や伐採された樹木等の植物性材料を破砕して得られるチップの有効利用技術に関する。植物性材料を破砕して得られるチップは、「野積み」にされる場合が多く、自然発火の危険性がある。また、発酵させて培養土にするには、通常、2年~3年が必要であり、悪臭を発生する等と問題がある。
本発明のプラントは、①植物性材料を破砕してチップにする破砕手段と、②破砕手段に設けられた植物性材料中の金属片を除去する金属除去手段と、③破砕された植物性材料チップを加熱処理する熱処理装置と、④加熱処理された無菌チップに、無機質材料を含む良質土と保水性や通気性を向上させるための改良剤とを混合する混練装置と、⑤混練装置で得られた混合物を貯蔵し発酵させるストックヤードとを備えており、③熱処理装置は、③-(1)チップを加熱するための加熱炉と、③-(2)加熱炉から排出管を介して導かれる蒸発気体中の粉塵を遠心分離するサイクロンと、③-(3)サイクロンを経た気体を水洗する水洗塔とにより構成されている。
権利者株式会社藤榮商事
株式会社パワーりめいく
権利者関連リンク
植物性材料の処理プラント:PDFダウンロード

(敬称略)

「NewテクノマートSO(創)」に関するお問い合わせは お問い合わせフォーム まで