給水栓 (faucet, water tap)

給水栓とは、建築設備および水道施設の給水・給湯管の末端に取りつけて、流水の開閉を行うものです。
給水栓の規格、「JIS B2061 給水栓」では、単水栓、湯水混合水栓、止水栓、ボールタップおよび洗浄弁・洗浄水栓を対象としています。


単水栓 (single faucet)

単水栓 (single faucet)

給水管または給湯管を接続し、吐水・止水だけを行うもので、湯水の混合は行いません。
手動または自動的な操作で、1個の吐水口から水または湯を吐水する水栓です。
取り付け姿勢により、次の種類があります。

  1. 横水栓

    主として壁面に取りつけて用いる給水栓です。

  2. 立水栓

    おもに洗面器に取りつける給水栓です。
    は、吐水口回転形立水栓と呼びます。


湯水混合水栓 (mixer, combination faucet)

給水管と給湯管を接続し、吐水・止水と水栓内部での湯水混合とを行う水栓です。
2ハンドル式、シングルレバー式、ミキシング式、サーモスタット式などに分けられます。
2ハンドル湯水混合水栓は、水側ハンドルと湯側ハンドルとで吐水温度を調整します。
シングルレバー湯水混合水栓は、1本のレバーで開閉と湯の温度を操作します。
ミキシング湯水混合水栓は、一つのハンドル操作で吐水温度を調整します。
サーモスタット湯水混合水栓は、あらかじめ吐水温度を設定しておけば、温度調整ハンドルによって、湯水の圧力・温度変動などがあっても、湯水の混合量を自動的に調整し、設定温度の混合水を供給します。


止水栓 (stop, stop cock, stop valve, curb stop)

末端の給水器具と給水管との間に設置され、止水や流量調整に使用されます。
一般的には、頻繁に操作する水栓ではありません。


ボールタップ (ball tap)

水槽に設置し、浮き子の浮力で水槽内の水の水位を一定に保ちます。
水位が下がると、シートが開いて給水を始め、水位が所定の位置まで上昇すると給水を停止します。


洗浄弁・洗浄水栓 (flush valve, flushometer valve)

便器に取りつけてそれを洗浄するとともに、汚物搬送のための洗浄水を供給するものです。
一度ハンドルを操作すると必要な水量が吐水され、所定の水量になると自動的に停止します。



資料参照・社団法人バルブ工業会